白髪染め

白髪に色素を入れると、黒髪に入るのよりきれいに発色します。白髪が混ざった髪をきれいに染めるにはどれだけ、黒髪をきれいに明るくするかに尽きます。(もちろんできるだけヘアダメージを避けて)

昔の話

私がヘアカラーの開発に携わるようになったころ、髪に蒸しタオルで蒸気を当て、髪を軟らかくしてからヘアカラーの染液をつけるというのがありました。今は、蒸気を効果的に使うことができる機械も売られていますし、スマートに対応できるようになりました。

この方法が効果的なのは、蒸しタオルで蒸気が髪に適度な水分を与え、ヘアカラーによる膨潤を助けるからだといえます。

膨潤した髪は完全に乾かすまでは膨潤しやすく、タオルドライなどで水分をふき取っておくと直径が膨潤前に近くなり、液の接触で一気に膨潤していた時の直径になるまで水分を吸収します。(ヘアカラーの時の膨潤:ご参照

先に膨潤させて、一旦水分をふき取る(しっかり目のタオルドライ)は、染液の浸透に関しては、最強の前処理といえます。

蒸しタオルや蒸気を加えるのより効果的に膨潤を進めることはできないのでしょうか。

シャンプーや水洗でも多少は(直径で~10%増加くらい)膨潤します。

この上に40℃くらいでよいので加温するとさらに膨潤程度が上がります。このあと表面から水分をふき取るようにタオルドライすることでヘアカラーの毛髪内への浸透が促進されます。

これを作業に落とすと、

髪に水がなじむようにシャンプー(うすくて大丈夫です)し、40℃で1~2分維持する。(湯の温度を活用するか加温気を用いる)

タオルドライで表面の水をしっかりふき取る。

後は冷えないうちにヘアカラーを塗布する。

更に、使用する薬剤の使い方にも気を付けます。

黒髪のところにはリフトのほうが必要なので2剤の割合が大きい薬液を乗せます。

白髪のところにはリフトよりデポジットが必要なので、1剤の割合が大きい薬液を乗せます。

A.1剤30g、2剤15g

デポジット2レベル濃いほうに

リフト2レベル効かないほうに

B.1剤15g、2剤30g

デポジット2レベルうすいほうに、

リフト2レベル明るいほうに

それぞれ性質が変化します。

説明がわかりにくくて、何のことか分からへん。・・・でしょ。

でも試してみたら、結構うまくいきます。

以上

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