髪色についてメラニンの特徴を中心に関連することを列挙しました。
髪色の構成
- メラニンは2種類ありその量と組合わせで色相、明度、彩度が決まっている
- 脱色工程でメラニン顆粒は小さくなり色は薄くなる(色素が減る)
- メラニンは過酸化水素で脱色できるが、ヘアカラーの色素はしにくい
- メラニンの量は酸化染毛剤の強さなどで変化するので、メラニンの多い時は仕上がりの明るさを変えやすい
- 染着した色素は流出、紫外線による変色、酸化による変色などを受け変化するがメラニンに比べてブリーチによる変化が小さい
- 染毛履歴で前2回くらいの結果は仕上がりにも影響する
色素の位置は見え方に大きく寄与する
- 染料が表面の近くに存在しているときは影響が大きいが、ブリーチやその他のダメージによる変化を起こしやすい
- 染色位置は染色方法で変わる
- UVの影響を小さくすると毛髪のダメージや地肌への影響を軽減
- 存在している位置による視覚効果 → 深みや自然な艶
- キューティクルの役割は見え方にも影響する⇒透明層で表面反射も加わり艶がでる
水分の維持 → Ref.乾燥による白けた感じ
毛髪量や髪型の影響で、面として大きなところの色が印象に影響する
⇒写真に撮るときの髪色の出方からもわかります
関係すること:メラニンの残量(毎回違う)が髪色の明度や彩度に大きな影響をもつ
長さ、毛量