酸化染毛剤の色素の配置

突然ですがコーヒーの楽しみ方の話

若いころ、コーヒーに溶け切らないほどの砂糖を入れて

混ぜずにそのまま飲むという楽しみ方があると友人に教えられました。

試してみると最後の一口だけが甘くて、混ぜて飲むのとは違ったものになります。

そこで、次の2通りを試すと、コーヒーを楽しむときの感じが変わります。

  • コーヒーに砂糖を入れ、よく混ぜて飲む。
  • コーヒーをブラックで飲み、後でごく少量の砂糖を舐める。

後で舐めるのは、これはこれでおいしい。

砂糖を混ぜるのと別に舐めるのでは大きく違います。

ヘアカラーの話

ヘアカラーは1、2剤に分かれているので

A:1、2剤をよく混合してから髪に塗布し染毛

B:1剤を塗布して5分後に2剤を塗布し染毛

C:2剤を塗布して、5分後に1剤を塗布し染毛

コーヒーと砂糖のように違いが出るのか試してみました。

(毛髪断面写真ご参照ください)

入っている位置と濃さが違うのがわかります。

上から通常の使用:A(1+2)

2番目は1剤だけを先に塗布、後で2剤塗布:B(1⇒2)

3番目は2剤酒を先に塗布、後で1剤塗布:C(2⇒1)

Bはプレピグの効果を想像させる結果になっています。

もちろん深く入っている方が洗髪に対する耐褪色性は

優れています。

一方、Cは表面近くだけで発色させたい(早く褪色させたい)ときに参考になる結果です。

BCAの順に下の図を参照してください。

酸化染毛剤は医薬部外品で使用方法が規定されているので

BCとも正しい使い方ではありません。

色素の浸透についてみるためのものです。(念のため)

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