2017年11月7日(火)
ひろし庵の寄合を、初めて開きました。場所はアンサルト様の青山のお店をお借りしました。
昔、ひろし塾で一緒に勉強した方々の一部ですがお声がけさせてもらったら、集まってくださった22名の方と、久しぶりにヘアカラーのことや髪の性質のことなどをテーマに楽しい時間を過ごせました。集まられた方々を見て、ひろし塾ではすごい人たちと一緒に勉強していたということを改めて感じました。
前職を定年退職して4年余り。この間に続けてきたヘアカラーの褪色を何とかしたいというテーマに沿って、いまのmy best understandingsをお話しできる機会になりました。
例えば、髪にヘアカラーを浸透させるとき、剤のパワーを上げることと、髪の浸透に対する抵抗を下げることは同じ意味や効果があります。
仕上がった時の髪への影響を考えると髪の抵抗を下げて、染め上がりの後で抵抗力をもとに戻せばきれいな仕上がりを担保したうえで、耐褪色性を上げられる。
ヘアカラーの時に起きることを分析すると、薬剤の優秀性も大切ですが、同じくらい剤が働きやすい環境を整備することが大切であることが分かります。
時代の流れに敏感であることは、サービスを提供する人には大切なことだと思います。
一方、その流れの中で自分らしさを生かすためには自分の使える知識や情報、技術を整備しておかねばなりません。そのうえで初めて、ポリシーだの個性だのサービスの価値の基準になることが定まってきます。
素晴らしい性能のコンピュータを手に入れても、何が問題で、どの処理のために使うのか、どんな使い方をするのかが分からないとうまく機能しないのと似ています。
要するに仕事の中身が分かって初めて、最新の機能が使えるのです。
業務分析といわれることが大変重要です。
ともあれ、いま充実した仕事をしておられる方々と一緒にヘアカラーについてお話しできたことは貴重な体験でした。今回教えてもらったことをブログで発信したいと思っています。